本山 | 京都 西本願寺 東京 築地本願寺 |
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宗祖 | 親鸞聖人(1173~1262) |
本尊 | 阿弥陀如来または南無阿弥陀仏 |
経典 | 浄土三部経 ・仏説無量寿経 ・仏説観無量寿経 ・仏説阿弥陀経 他 |
御文章や歎異抄などでご存知の宗派が、浄土真宗本願寺派です。
開基 | 明暦6年(1660) |
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開祖 | 順覚(信長の側近堀秀政の子) |
本尊 | 阿弥陀如来 源信(恵心僧都)の作と伝わる |
「新編武蔵風土記稿」には「宝物」として東照宮御所持の物と伝わる「香箱」(図表示)や「親鸞聖人自画像」など十数点の記載があるが、現在は見当たりません。
しかし、親鸞聖人真筆の証ある六字名号や、徳川の姫様がお召しと伝わる女駕籠は、保存されています。
幸手市の現在は、観光バスが立ち寄る程の桜の名所ですが、かつては日光御成道の宿場町として栄えた地で国会図書館所蔵の「日光街道俯瞰図」には、坦景寺の山門・本堂・庫裏・鐘楼堂・池などが描かれています。
延享2年(1745)第4代「全達」が建立した木造建築。
古くは「寺子屋」でもあり、第二次世界大戦末には、短期間ながら東京の疎開児童の宿泊所となりました。
カサリーン台風の水害の時は、床上浸水もなく、近隣の人々の避難所として、利用されました。
本堂の内外陣の荘厳は、お浄土そのもの、即如前御門主が関東御巡教の折お立ち寄りになられ、お褒めになるほど素晴らしいものです。参道脇には、即如前御門主お手植えの松があります。本堂に庫裡(客殿)が連結しています。
現在の山門は明和4年(1765年)建立の山門が東日本大震災で破損したので、同位置・同規模で平成27年に改築したものです。
龍や獅子頭の彫刻は、旧山門の彫刻をそのまま利用しました。
日光街道俯瞰図の鐘楼は、関東大震災で倒壊し、梵鐘は第二次世界大戦の時に供出したので、第11代住職「釋果陸」が昭和40年建立。当時としては珍しい鉄筋コンクリート製です。
担景寺所蔵の本願寺第21代ご門主明如上人の幅より「名号と蓮座」を拡大・刻印して、第12代担景寺住職「釋韶秀」が平成5年建立
親鸞像 :平成2年7月建立
お手植の松:昭和59年12月5日
創建 | 明暦6年(1660) |
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本堂建立 | 延享2年(1745) |
鐘楼堂建立 | 昭和40年4月 |
本堂内荘厳 | 昭和52年2月 |
庫裡増築(第一庫裡) | 昭和54年5月 |
墓地拡張 | 昭和54年11月 |
本堂他瓦葺替 | 昭和57年11月 |
庫裡増築(第二庫裡) | 平成元年10月 |
名号碑建立 | 平成5年5月 |
参道・駐車堂整備 | 平成5年12月 |
ブロック塀改修 | 平成18年5月 |
永代供養墓改修 | 平成24年10月 |
山門改築 | 平成27年8月 |
客殿トイレ改修 | 平成29年3月 |
当山墓所改修 | 平成30年5月 |
第一庫裡
第二庫裡
担景寺ホームページにアクセスいただき、誠にありがとうございました。
現代の世相は複雑なので、皆様のお悩みの尽きることはないと存じますが、少なくとも仏事に関するご心配や疑問だけは、取り除いて差し上げたいという一心でこのページを開設しました。
このホームページをきっかけに仏教に心を向けていただき、浄土真宗本願寺派や担景寺に関心をもっていただけたら幸いと存じます。
担景寺は、古い寺院ですが、常に寺の内外の整備や修繕を心がけ、門信徒の皆様が気持ちよくお詣りできるように心掛けております。また、新時代の宗教観にも対応すべく、お葬式・法要・納骨・墓地など種々の新しい形式を取り入れております。
お気軽にお声をかけてくださり、新しいご縁を結んでいただければ幸いでございます。
合掌